女性ホルモンUP!更年期の悩みを一掃させる5つのツボ

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更年期に入ると体のダルさやのぼせ、やる気のなさなど、女性ホルモンの変化が原因となり、様々な不調を感じるようになります。このような不調が続くと日常生活にも支障をきたすようになり、全てに対して悪循環に陥りやすくなります。

そんな更年期の悩みは女性ホルモンを活性化することで緩和・解消ができることをご存じでしょうか。ここでは更年期に気になる不調を緩和・解消を目指せる、ツボ押し方法をお伝えさせていただきます。



女性ホルモンUP!更年期の悩みを一掃させる5つのツボ

ツボ1. 更年期障害の症状全般に効果がある「三陰交(さんいんこう)」

40~50歳頃になると女性は、更年期を迎え体調の変化を感じやすくなります。これは閉経の影響で女性ホルモンの分泌が一気に減少することが原因です。 人により症状は様々ですが、のぼせや、だるさ、冷え性、頭痛、精神不安定などがあります。このような更年期の悩み全般に効果的なのが女性ホルモンの分泌をスムーズにする三陰交という婦人科系の症状に効果があるツボです。

[三陰交がある場所]
足の内側のくるぶしから、手の親指以外の4本の指の幅分の真っ直ぐ上にあります。

[ツボ押しの方法]
ツボの上に両手の親指を重ねて深く押していきます。この動作を数回繰り返しましょう。朝と夜の2回行うことを習慣化することで、体調の回復を感じることができます。

 

ツボ2. ほてりやのぼせ症状を緩和に効果がある「湧泉(ゆうせん)」

上半身は熱いのに足や手は冷たい…。それに加えて、めまいまで感じるなど更年期の症状でも多いのがほてりやのぼせです。これは体をめぐっている血液が上半身に集まっていることで感じます。 のぼせやほてりを感じら、足裏部分にある湧泉というツボを押すと、症状がすっと落ち着いてきます。女性ホルモンや自律神経バランスを整え、上半身に集まった血液を足先、手先まで流すことがです。

[湧泉がある場所]

足の裏の指先方向にあるふくらみの中央にあります。足裏を曲げたときにくぼみができるところです。

[ツボ押しの方法]
手の親指を使ってしっかりと押していきます。この動作を5~7回程度繰り返しましょう。次第に体が楽になっていくことを感じられます。

 

ツボ3. 体が重くだるさを感じるときには「地機(ちき)」

更年期の影響から体が重くだるさを感じて、毎日辛い…という人は多いものです。そんな悩みを緩和・解消してくれるのが、ふくらはぎ部分にある「地機」というツボです。 このツボを押すことを習慣化することで、すっきりとした体を取り戻すことができます。

[地機の場所]
膝下内側のでっぱり部分から、人差し指の横幅1本分のところから、内くるぶしのでっぱりを直線で結んだ状態の膝方向2/3の場所にあります。

[ツボ押しの方法]
床に座りながら、ツボ押しをする足の膝を立てて、足とは反対の手の親指の腹をツボにあて、3~5分ほどツボ押しをしましょう。

 

ツボ4. 気持ちのイライラ、不安感を解消する「大椎(だいつい)」

更年期になると女性ホルモンの乱れから、自律神経のバランスが崩れ、些細なことにイライラしたり、なぜか強い不安感に襲われるなど精神面が乱れやすくなります。 そのような症状を解消できるのが大椎というツツボです。2つの自律神経の交感神経と副交感神経のバランスを整えることができるため、自律神経の乱れからくる体の不調も同時に回復させることができます。

[大椎がある場所]
首の後ろの骨の出っ張り部分のすぐ下にあるくぼみが大椎の場所です。

[ツボ押しの方法]
人差し指の上に中指を重ねツボの上に置き、3~5分ツボ押しをしていきましょう。ツボ押しがしにくいという人は、温かいドライヤーの風を当てたり、熱めの温度のシャワーを当てても効果を得られます。 また、この部分が冷えると更年期の症状が重くなりやすいので、外出の際には冬はマフラー、それ以外の季節はスカーフを巻くなどして冷やさないように工夫をしましょう。

 

ツボ5. 慢性的に疲れを感じている、または疲れやすい時には「大衝(だいしょう)」

更年期に入ってから、疲れが取れずらかったり疲れやすかったりといった症状を感じることがあります。これも女性ホルモンの乱れからくる不調の1つです。そんな時には大衝というツボを押してすっきりとした体を取り戻しましょう。

[大衝がある場所]
足の親指と人差し指の間を、足首方向へ向かって骨の凹みをなぞっていくとくぼみがあります。そこが大衝の場所です。

[ツボ押しの方法]
まず左右の大衝のツボを押してみます。どちらか刺激を感じやすい方があるので、刺激が強い方を中心に手の親指を使って押していきましょう。痛みが少なくなる程度まで繰り返し行います。

 

さて、今回の女性ホルモンUP!更年期の悩みを一掃させる5つのツボはいかがでしたでしょうか? 更年期に入ると女性ホルモンのバランスの乱れから、様々な辛い症状が現れるようになります。そんな時にはセルフケアとしてできるツボ押しを行うことで、症状の緩和や解消を手軽に目指すことができます。

更年期全般の悩みには三陰交、ほてりやのぼせには湧泉、体が重く感じるダルさには地機、イライラや不安感を解消するには大椎、疲れやすさには大衝のツボを押してみましょう。 今まで日常生活の邪魔していた更年期に起こる症状をスムーズに解消してくれ、充実した毎日を過ごすためのサポートをしてくれます。

まとめ

女性ホルモンUP!更年期の悩みを一掃させる5つのツボ

ツボ1.更年期障害の症状全般に効果がある「三陰交(さんいんこう)」
ツボ2.ほてりやのぼせ症状を緩和に効果がある「湧泉(ゆうせん)」
ツボ3.体が重くだるさを感じるときには「地機(ちき)」
ツボ4.気持ちのイライラ、不安感を解消する「大椎(だいつい)」
ツボ5.慢性的に疲れを感じている、または疲れやすい時には「大衝(だいしょう)」

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