セラミックの歯?銀歯?費用対効果で見る6つのチェック項目

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虫歯を綺麗に治療するセラミックには、高額な審美目的の治療というイメージを持っている人も少なくないと思います。費用の面を考えると、保険適用内の銀歯での治療で充分だと思うかもしれませんが、セラミックを使用した虫歯の治療では、見た目の美しさ以外に歯の健康を守る面でのメリットもあります。

虫歯の治療をする前に、セラミック治療と銀歯での治療の費用と効果を知って、より自分に合った治療法で虫歯治療ができるようにしましょう!



セラミックの歯?銀歯?費用対効果で見る6つのチェック項目

チェック項目1: セラミックと銀歯の費用の違い


まず始めに、歯を銀歯で治療する時とセラミックで治療する時の費用の違いを抑えておきましょう。銀歯での治療は保険の適用が認められていますので、1本当たりの治療費の負担額は3000円から5000円程度です。

これに対し、セラミック治療では保険適用外で全額自己負担になります。歯医者さんによって金額は変動しますが、一般的には被せ物のセラミックで1本5万円から10万円、オールセラミックだと1本10万円から15万円くらいが相場です。

費用だけで比べると10倍から20倍くらいも金額に差が出てしまうのですが、前歯のように常に見える部分の歯の治療をする際には、これだけのお金をかけてでもセラミックにする人は非常に多いです。

一生の間ずっと、自分にも他人にも毎日見える前歯のことを考えると、長い目で見たらそこまで高い額ではないのかもしれません。

チェック項目2: 奥歯の治療にセラミックは必要か


大きく口を明けた時以外にはなかなか見えない奥歯の治療では、見た目の綺麗さよりも金額の安さを優先したいという人が多いと思います。審美的な面だけを考えれば、ほとんど見えないような上の歯の奥歯や、一番奥の歯までセラミックにする必要はないかもしれません。実際に、奥歯の治療に関しては保険適用内の銀歯での治療を選んでいる人も多いです。

ただ、セラミックを使用した歯の治療には、見た目の綺麗さ以外にも歯や歯茎の健康を守るという側面がありますので、治療後も歯を長く使う年齢の若い人や余裕のある人はすぐに銀歯を選ばずに、歯医者さんと相談して必要であればセラミックを選択するのも良いでしょう。

チェック項目3:虫歯の再発が起こりにくいセラミック


審美的な効果以外のセラミックを使用した歯の治療の利点は、銀歯に比べて虫歯が再発しにくいということです。セラミックの表面は非常に滑らかで、虫歯の原因となるプラークが付着しにくいという特徴があります。

また、銀歯に比べて、削った歯との隙間を少なく、密着度を高める事ができるため、詰め物と歯の間で虫歯が進行する可能性が少なくなります。一度治した歯でも虫歯が再発してしまうと、その分治療費がかさみますし、その度に歯を削らなくてはならないので歯自体にもダメージを与えてしまいます。

被せ物の下で虫歯の進行がひどくなると、抜歯をしたり神経治療の可能性も出てきてしまうので、はじめの費用が高くても、セラミック治療で歯の健康を守ることはリスクの少ない治療法だと言えるでしょう。

チェック項目4:銀歯による金属アレルギー


銀歯を使用した歯の治療よりもセラミック治療の方が優れている点としては、金属アレルギーを引き起こす可能性がない事も挙げられます。

保険治療内で使用される銀歯には、多くの場合、金属アレルギーの原因となる金属が含まれています。日本人の10人に1人は潜在的に金属アレルギーになる可能性を持っていると言われていますが、銀歯で歯を治療した場合、長い時間をかけて金属が口の中に溶け出し、それを体の中に取り入れ続ける事になりますので、金属アレルギーの発症リスクが高くなる事は事実です。

治療の時点で金属アレルギーになっていなくても、銀歯を使用しているうちに金属アレルギーを発症した場合は、結果としてセラミックへの付け替えを余儀なくされますので、心配な場合ははじめからセラミックにしておいた方が無難でしょう。

また、セラミックのなかにも、メタルセラミッククラウンのように、金属の土台にセラミックを被せている物もありますので、金属アレルギー防止でセラミック治療を選ぶ際には、金属の使用をしていないかの確認をするようにしましょう。

チェック項目5:セラミックよりも銀歯の方が良い場合


費用がかかってもセラミックを選ぶ人が多いというだけあって、歯のセラミック治療は非常に優れた特性を持っています。ですが、セラミック治療にもいくつかのデメリットがあります。セラミックは、基本的には銀歯に負けないくらいの耐久性に優れていますが、歯ぎしりをよくする人や、噛み合わせによってはその衝撃で欠けてしまう事があります。

また、硬すぎるという点で、歯茎や歯根、対合する歯に負担を欠けてしまうことも稀にあるようなので、歯茎や噛み合わせ、歯の状態をよく調べてもらい、そちらの治療を先にしてからセラミック治療をするか、場合によっては銀歯の方が合っている事もあるので、治療の際に歯医者さんに相談をしてみましょう。

チェック項目6:メンテナンスが多いと歯に負担がかかる


一度歯の治療をした後は、経過年数に合わせてメンテナンスが必要となります。小さい虫歯で詰め物も小さい物なら、治療後の劣化も目立ちにくく、メンテナンスもそこまで大掛かりな物にならないかもしれませんが、大きな虫歯の場合は、詰め物や被せものの範囲も大きいため、劣化も目立ちやすく、こまめなメンテナンスを必要とすることがあります。

銀歯での歯の治療は50年以上前から治療方法に大きな変化がないため、詰め物や被せ物は精度が低めです。それに対してセラミック治療は保険適用外という事もあって非常に精度が高くできているので、メンテナンスの回数や期間は少なくて済みます。

メンテナンスの回数が多いと歯にも負担がかかり、将来的には抜歯や差し歯、インプラントを考えなくてはならない事もあり得ます。銀歯での治療は、初期費用こそ安いですが、その後のメンテナンスの手間や費用を考えると、セラミック治療の方がお得かもしれません。


 

今回お届けしたセラミックの歯?銀歯?費用対効果で見る6つのチェック項目はいかがでしたか?

高額な歯の治療は気が進まないかもしれませんが、歯の健康によって得られる喜びは値段以上の物があります。節約のために歯や体に負担のかかる治療を繰り返すよりも、歯の状態に合った適切な治療を選ぶ事でいつまでも健康な歯を大切にしましょう!

まとめ

セラミックの歯?銀歯?費用対効果で見る6つのチェック項目

チェック項目1: セラミックと銀歯の費用の違い
チェック項目2: 奥歯の治療にセラミックは必要か
チェック項目3: 虫歯の再発が起こりにくいセラミック
チェック項目4: 銀歯による金属アレルギー
チェック項目5: セラミックよりも銀歯の方が良い場合
チェック項目6: メンテナンスが多いと歯に負担がかかる


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