ブリッジの治療で歯医者に行く前に知っておきたい7つの知識

Bridge tooth

失った歯の部分が気になってブリッジで治療をする時に、何に気をつけておくとよいのでしょうか?それまで受けてきた虫歯の詰め物の治療や歯の被せ物の治療とどう違う?初めてだと治療期間や費用は?など、気になる事がたくさんありますよね。

知らないとますます不安になりますよね。
そこで今回はブリッジ治療をする前に知っておきたい知識をまとめました。十分に納得していい治療を受けてください!



ブリッジの治療で歯医者に行く前に知っておきたい7つの知識

知識その1: ブリッジってどんな構造なの?


ブリッジは、無くなった歯の左右の歯を支えにしてそこに橋を架けるように義歯(ダミーの歯)を入れる事から、ブリッジ(橋)と呼ばれています。自分自身の歯を土台にしてダミーの歯を固定するので、入れ歯のような違和感が無く、自分の歯感覚で使用できるようになっています。ほとんどのブリッジの治療が、保険内で可能です。

保険治療では、無くなった歯の左右の歯には支えのために必要最小限度歯を削って金属の支持部を架けるか、全面を金属で覆った被せ物や、前歯(左右の糸切り歯の間の6本・上下12本)のどれかが土台の歯になる場合は見える部分の金属をプラスチックの歯の色に似せた素材にした被せ物を被せます。

どちらの場合も義歯(ダミーの歯)の見える部分は歯の色に似せた、硬質レジン前装冠(表面のみ白いプラスチックの銀色の被せ物)で作られます。

知識その2: ブリッジってすぐに入れられるの?


抜けた歯の左右の歯や周囲の歯ぐき(歯周組織)に特に問題が無く、ブリッジ治療の適応であれば、ブリッジをすぐに入れることができます。注意しないといけないのは、無くなっている歯の根っこが歯ぐきの中に残っている場合です。この場合はまず残っている歯の根っこを抜歯して、抜歯した後の歯ぐきの回復を待つ必要があります。また、ブリッジ左右の支えになる歯が虫歯や歯の神経の治療が必要な場合はその治療が完了するまではブリッジは入れられません。

そしてブリッジの支えになる歯に歯周病があり、治療の必要があると判断されれば、歯周病の治療が必要になります。虫歯や歯周病は知らないうちに進行するので、歯や歯ぐきの状態をかかりつけの歯医者さんで事前によく診てもらい、十分な説明を受けるようにしましょう。

知識その3: 健康な歯を削らずに治療する事はできるの?


ブリッジは失った歯の左右の歯に義歯の支えを求めるので、歯を噛み合わせる力に耐えられるように義歯と左右の歯をしっかりと連結する必要があります。

その支える力を得るために、ブリッジの土台になる左右の歯を削ってそこに入るブリッジ本体のスペースを作る必要があるのです。そこで健康な歯であっても、治療後特に問題の無い歯でも、ブリッジの支持固定に必要な分の歯を削る必要があります。

知識その4:ブリッジの治療ができない場合ってあるの?


ブリッジの土台となる歯が虫歯や歯周病などで噛み合わせの力を受け止められない場合は、ブリッジの治療をすることができません。また、たくさんの歯が失われていて残された歯が少なく、残った歯では噛み合わせの力の負担に耐えられない場合は、ブリッジによる治療ができません。

残った歯でブリッジの治療ができるかどうかは、歯によって噛み合わせの力に耐えられる強さが違い、残った歯の位置によってもブリッジの設計は変わるので、可能かどうかは歯医者さんに相談してみてください。

知識その5: 一番奥の歯が無くて歯を入れたいときはブリッジで治療できるの?


ブリッジは失った歯の左右の歯に土台となってもらい支えてもらう形が基本です。そのため、片方に支えとなる歯の無い一番奥の歯にブリッジを入れたい場合はどうなるのでしょうか?

一番奥の歯が1本失われ、その手前の歯2本が噛み合わせの力を支えられる状態にある場合、手前の歯2本をブリッジの土台の歯として使い、失われた部分に義歯部分を半歯分伸ばした「延長ブリッジ」という治療が可能です。義歯部分が1歯分ではなく半歯分の訳は、大臼歯には歯の中で最大の噛み合わせの力がかかってくるので、1歯分の義歯だと噛み合わせの力が手前2本の土台の歯にかかりすぎて、歯がダメになってしまうからです。

この理由から、延長ブリッジは義歯部分を半歯分伸ばしたごく一部の場合を除き、保険適応はありません。このため一番奥の奥歯が2本続けて無い場合の治療法は、インプラントや部分入れ歯の治療になります。

知識その6: ブリッジを入れてから気をつける事ってあるの?


ブリッジを入れて歯が無かった所で噛めるようになると、それまでよりも噛むのが楽になるのを実感する人が多いです。実際に歯が1本あるのと無いのとでは、食べ物をかみ砕く効率に大きな違いがあります。食事が快適になるのはうれしいところですが、ブリッジは入れてからのメンテナンスの良し悪しが長持ちするかどうかに大きく関わってきます。ブリッジを入れると、ブリッジの義歯の下の部分に食べかすや汚れがたまりやすくなります。

また、ブリッジの土台の歯の義歯が歯肉に接する部分や、土台の歯の歯と歯ぐきの間にも歯垢(プラーク)が付きやすくなります。これを放っておくと、ブリッジの土台の歯が虫歯になったり、ブリッジの土台の歯の歯ぐきや義歯の下の歯ぐきに炎症が起こったり、歯周病になってしまいます。歯ぐきの炎症が進んで歯周病になり、ブリッジの土台の歯の歯周組織が破壊されると、土台の歯は支えを失ってグラグラになり、せっかくのブリッジを取り除くばかりか、最悪の場合は土台の歯まで抜歯しないといけなくなります。

こうなるとせっかくの治療が台無しになるので、ブリッジを入れたらそれまでよりも意識して丁寧な歯磨きをするようにしましょう。歯ブラシだけではブリッジの義歯周辺の食べかすや歯垢を取り除くのが難しいので、歯間ブラシを使ってその部分のスペシャルケアを行います。ブリッジのお手入れの仕方は歯医者さんで教えてくれますので、心配な場合は遠慮なく聞いてみてください。

知識その7: ブリッジって保険外のブリッジもあるの?


ほとんどのブリッジは健康保険の範囲内で治療することができます。保険適用のブリッジの場合、前歯1本の欠損では約21.000円、前歯3本欠損で約38.000円、奥歯1本欠損で約11.000円が目安です(3割負担の場合)。

これには初診料以外のブリッジ本体、装着料、検査料、診断料、仮歯、補綴物維持管理料(2年間保証)などを含んだ金額です。保険適用のブリッジは使用できる材料に限りがあり、前歯部以外の歯の土台に被せる被せ物は指定金属以外は使用できないので、小臼歯・大臼歯に被せる冠は銀色の金属色になります。

口を開けた時、金属の被せ物が見えて嫌な場合は、保険外の治療を選択することになります。保険外の治療の場合、各歯科医院によって使用する材料や治療費にそれぞれ違いがあるので、保険外でのブリッジ治療を希望する場合は、あなたの希望がどれだけ叶えられるか歯医者さんとよく相談してくださいね。


さて、今回は「ブリッジの治療で歯医者に行く前に知っておきたい7つの知識」をお届けしましたが、いかがでしたか?
ブリッジについての不安は解消しましたか?ブリッジは保険外のインプラント治療よりも経済的で、入れ歯よりも使用感が良く、歯を失った時に選択されやすい治療法です。今回ご紹介した知識を理解した上で、あなたの不安に感じる所は治療前に歯医者さんに相談して安心して治療に臨みましょう!


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